実妹持ちは妹ものに萌えないと言う。
本当にそうだろうか?


わたしはこのエピソードで、真逆の気持ちをずっと味わってきた。


なんというか、先生やってるからこそ、なおさらにずきずきちくちくとキてたまらんのだ。



キツい痛いつらい。
長瀬さん空回りやめて!
生徒さんたちは先生をいじめないで!


わたしは自慢じゃ無いけどメンタルはめっさ弱いからね。おまけに感情移入が激しい。
今回のお話なんか、何度途中で止めて気持ちを落ち着けてみたことか。


このへんのね、マラソンで生徒立ちに叩かれる短いシーンで5回は止めたなぁ。



△▼△


すげー本音ワロタ
そうね、先生っても人間だもんね。立前としてはどんな“個性的”な生徒だって平等にかわいいと思う“事になっている”わけですけれど、一皮むいたらそんなもんだよね。



ホントに気味悪い子ね!


その中でも最強だわこれ。
いやぁ、一言で職を奪われかねないすげーセリフだわ。


もっとも、今回に限れば、その気味悪さも*1作戦のウチだったと言えるでしょう。そこまでやったからこそ長瀬の懐に潜り込み、クリティカルなパンチをその心に打ち込むことができたのでしょう。


桂馬は長瀬にこう言います。
お前は生徒に自分の理想を押しつけているだけだ



思い当たることが山ほどある長瀬には、
じゃあどうすればいいのよ
と泣きながら返すことしかできません。


当然、我らが落とし神さまは答えを用意してありますよ。



もっと理想を押しつけたらいい


オイ。


……なんて、つっこむと思いましたか?
いえいえ、わたしもまったく同感だし!!


それでいい。徹底的に自分の理想を押しつけろ。
『物わかりのいい優しい先生』と呼ばれる無責任野郎にはなるな。


押しつけこそが教育だ。人それぞれとか抜かすやつは学校を去れ!!


よし、暴言終わり。


ていうかね、マジメな話、押しつけなきゃどーにもならんのです。
彼女の場合、悪いのは押しつけじゃないんです。押しつけ方に何の戦略性も無いのが悪いんです。
そこんところをわたしは先週『こいつは大学で何を学んできたんだ?』とか言ったわけですね。



△▼△


ときに。



あざとい。桂馬あざとい!
わざとメガネを外して、美少年っぷりを強烈アピールとか、あざとすぎる!!
てかやべ。こいつ今週本気でかわいくね?


これじゃ、しょーがないよねぇ。


さて……ま、ね。なるようになりました。
おそらく彼女は不器用なまま何度も壁にぶつかって成長していくんでしょう。
戦略性とか卑怯だと思ってなかなかやろうとしないのかもしれない。
それでも、うーん……ちょっとは学習して、改めるかな。きっとだいじょーぶかな。


最後の最後の、教師大失格シーンは、大目に見てあげましょうか。うん、まだ彼女も学生だしね。



桂馬かわいいもん。しょーがないよねぇ。


もっとも、学生だって、教育実習中に中高生に手を出したりしたら終わるけどね♪


そんなわけで、また来週!
いらいらちくちくくるし、長瀬はやっぱり好きじゃないけど、おもしろかった。

*1:桂馬は基本的に不気味な子ですが