きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

緋弾のアリア 第12回『ブラド』


アリアとキンジを利用して、まんまと超偵としての力の源たる母の形見のロザリオをブラド邸から奪還することに成功した理子。彼女はアリアとの約束を反故にして再び“ホームズ・ワトソンペア”へと決戦を挑む。
だが、そこにあらわれ勝負に水を差したのは、ブラド邸の留守居役だった小夜鳴だった。
……いや、そうではない。彼こそがブラドその人だったのだ。




ドwラwキwュwラw伯w爵w


何世だよこいつは! と、ちょっと思ったけど、伝説のドラキュラそのものなわけね。
いやぁ、このむきむきシーン笑ったなぁ。ふたりともどん引きしてるしさ。


まあこいつに関しては卑弥呼だのジャンヌだのの前科もあったし、ほとんどの人は正体を読めていて驚きは無かったかもしれませんね。



……にしても、だ。禁書でも思ってたけどね、やっぱ女の子に対するこういう一方的な暴力って、見ていて不快だなぁ。ことに顔を狙う描写がやけに多く感じるからなおさらなのかもね。
今回のはブラドの嗜虐性を際立たせて見せるのに成功しているのはたしかだと思うけど、それでもついつい目をそらしたくなってしまうような理子の姿がちょっとキツかったかも。



そんな理子を見て思うのは、彼女の絶望の深さはいかばかりのものか、です。
自分は誰かの四世なんかじゃない。理子という独立した一人の人間だ。そう叫んでみても、やはり血の呪縛は容易に断ち切れるものではないのです。他の誰よりも四世であることにこだわっているのは、きっと理子本人に間違いないのでしょう。
ブラドがアリアとキンジに明かした理子の秘密 ── 理子はリュパン一族の直系には違いないが、初代にあった優秀な遺伝子を受け継いでいない ── は、彼女がなんとしても隠したい誰にも知られたくないぜったいに認めたくない悲しい事実でした。彼女はそれを認めたくないがために、アリアを倒そうとしていたと言っても間違いないのでしょう。


ホントはさ、理子としても四世としても、胸を張って生きたかったんじゃないかと思います。


だけど、その気力もいま折れました。
そこにいたのは、理不尽に運命を翻弄される一人のか弱い少女だったのです。



アリア……キンジ……助けて……



△▼△



すっかり弱気の虫に取り憑かれ、ブラドから逃げることばかり考える理子に、キンジは厳しく、そして優しく問いかけます。



四世なんて呼ばせておいていいのか? お前は理子だろう?



ここにきてようやく、理子は本当の意味でアリアとキンジを信頼のできる対等のライバルだと認めたのかもしれない。今までは四世と四世の、数字と数字の争いだったんだと思う。やっと、アリアと理子の関係になれたんだと思う。


ん。理子も女の子だもんね。イケメンの励ましでころっと気分を変えちゃったりするよね!


さて、ここでいつものわたしの大好きなアレですよ。



努力! 友情!! 勝利!!!




はふぅ、たまんねっす。
一発ずつ残った銃弾で同時に弱点をせめて敵を倒すとか大好物っす!!


あと、そうだねぇ。



ブラドが理子に言った、
お前は犬とした約束を守るのか?


理子がアリアに言った、
もうお前たちを下には見ない。した約束は守る


今回、この対比部分が一番よくできてたと思うですね。



△▼△


よっし、終わり。
通しで最後まで見た感想としては、まあそう悪くは無い、ってとこかなぁ。


『釘』には最高評価。
『アクション』には高評価。
『ラブコメ』には並評価。
『日常(お色気含む)』には低評価。


わたしのアリア評はこんなもの、かな。




どうしても気になって仕方なかったところとして、たかだか四代目でそんなたいそうな遺伝子がどうのと言われるのは違和感がばりばりってことなんだけども、それは言わぬが花か。


ではでは。
スタッフの皆様お疲れ様でした。次回作にも期待しております。