きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

シュタインズ・ゲート 第15回『亡環上のネクローシス』


鈴羽の正体は、SERNに支配されディストピアと化した世界を変えるために、2036年からやってきたタイムトラベラーだった。その世界では紅莉栖は『タイムマシンの母』と崇められるタイムトラベル理論の基礎を確立した有名な女科学者であり、岡部は鈴羽の所属するレジスタンスを創設した伝説の反SERNの闘士であるという。




彼女は顔も名前も知らない父に一目会ってみたい一心で2010年の秋葉原に立ち寄った。でも、それも時間切れ。
これから本来の目的地だった1975年へと再び時間の旅をして、そこでIBN5100を手に入れなければならない。


それなのに、タイムマシンは動かない。先日の雷雨で故障していたのだった。



お話の流れとしては映画の『ターミネーター』に近いモノがあります。
ターミネーター』で未来から現代に送り込まれた『T800』は体制側の殺人アンドロイドでテロリスト側の主導者を抹殺しようとしていたのに対し『シュタインズゲート』の『鈴羽』はテロリスト側の戦士で、体制側の計画を破壊しようとしている、いわば真逆の立ち位置です。


ですが、両者の決定的な違いは、そこではありません。


T800は未来におけるテロ集団の指導者が指導者として立ち上がる前の子供のうちに殺してしまおうとしている。
鈴羽はタイムマシンの発明者がタイムマシンを作ることになるきっかけを壊そうとしている。


どちらが簡単かと言えば考えるまでもなく前者です。紅莉栖を殺してしまえばタイムマシン開発は頓挫する。少なくとも何年か何十年かは遅らせることはできるはず。
ならばなぜその手を鈴羽は採らないか。非人道的だから? それも全くないとは言わないけれど*1、何よりやるだけムダだから、なんでしょう。


つまり、この2010年に紅莉栖も岡部も死ぬことがないと決定づけられている。そういうこと。



未来や時間に対する考え方が『ターミネーター』とは若干違う部分なんですよね。
決していじれない果がある。その場合にいくら“因”を変えようとしても動くのは“縁”でしかない。


世界を大きく動かす要因となる人死にに関して、世界は頑ななまでに融通が利かない作りになっています。それでもどうしても変革したいものがあるのならば、世界そのものを大きく書きかえなければならない。それが、ダイバージェンス1%超の世界線への移動、なのでしょうね。



△▼△


@ちゃんねる糞コテ三羽がらす大集合!!



阿万音鈴羽 = ジョン・タイター
牧瀬紅莉栖 = 栗悟飯とカメハメ波
岡部倫太郎 = 鳳凰院凶真





いやぁ、糞コテは嫌われますよ。ていうか最高のおもちゃとしてことあるごとに叩き目標とされますよ。けっこうふてぶてしくないとこれは続きませんね。わたしはとてもできません。やりたくもないですけど。


この三人は同じ糞コテとしてひとくくりにされがちですが、実は大きな違いがあります。
もっと言うと紅莉栖だけ突出してとんがってます。


鈴羽が名乗ったタイターは明確な目的があってのことで、少なくとも事情を知っていればイタい要素はひとつもありません。岡部の凶真にしても、自意識過剰な中二的発言が目立つものの、発言は相当に誠実で理性的な受け答えに終始しています。


が、紅莉栖の栗悟飯は別格です。彼女はただの煽り屋です。言っていることは決して間違いじゃないんです*2けど、とにかく品が無い。不必要に下品な言い回しでムダに他の発言者を嘲笑してまわる鼻持ちならない姿は、とても庇い立てできるレベルを超えています。
有り体に言えば、よくいるオカルト嫌いの秀才がネット弁慶化すると『栗悟飯とカメハメ波』になるわけでしょうか。


(ノ∀`)


気をつけようね、みんな。
わたしも気をつける。


あんまり強い言葉を使うなよ。弱く見えるぞ。


って名言あったよね。実に納得できちゃうよね。



△▼△



そして、まゆしぃ☆。
彼女はいつでもマイペースです。
仲間のみんなが重大事に忙殺される中でも、決して小さな大切なことを忘れたりしないのが、彼女のステキなところでしょう。


鈴羽の父を探したい。大切な友人のために、自分にできることがある。自分にできることをしたい。
やり方に若干のムチャはあったにしても、彼女の熱意と真心はホンモノです。



問題はあったけど……でも、頭いいよねやっぱり。
確かにただ「知りませんか」と尋ねるより「誘拐犯の情報を求めています」と言った方が食いつきがいい。
間違いない。



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そーですねぇ。
ゲームで描かれていなかった部分で、鈴羽の未来での戦いの様子がありましたね。
戦士戦士と彼女の口からは何度も聞かされていたけれど、実際にどういうレベルの戦いをしていたのかなど、今までよくわからなかったですよね。そのへんこれは視覚的にめっさわかりやすくて良し、でしょうか。
ああ、先週のロープ登りなんかもそうですね、そういえば。


ん。今週もてんこもりでいろいろアリな回でした。
ではまた。

*1:可能ならばやりたくないと思うでしょう

*2:未来人から見れば間違いまみれだけど現代の知識としては正しい