きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

シュタインズ・ゲート 第19回『無限連鎖のアポトーシス』


次に取り消すのは桐生萌郁の送ったDメールだ。萌郁のアパートを探し出し訪ねてみた岡部は、そこで彼女が自殺したことを警官に知らされた。このままでは世界線を変更できない。まゆりは助からない。自殺が起きる前にもう一度タイムリープしてみるしかない。だけど、その前に、今回のデッドラインを知っておくべきか。
岡部はあえて何もせずただ時間の流れるままに任せて……まゆりを見殺しにすることで制限時間を確認するのだった。


どうにも今回の岡部の行動には承伏できないものばかりなんですよね



客観的に見て岡部がやったことは『深夜に一人暮らしの女性の部屋に押し込んだあげく、脅迫・暴行・傷害・強制わいせつ・強盗』に及んだしゃれにならない悪質っぷりです。


幼なじみを殺されたんだから怒り狂うのも無理ないじゃないか?


そう言われるかもしれません。
でも、殺されてませんよ? ちゃんとまゆりは生きてますよ?


いや、前の世界線でさ



たまにわたしも混同して勘違いしちゃいそうになりますが、萌郁に食って掛かっていた岡部は、ただの一度もまゆりが死んだ・殺された“経験”なんてしていません。“別人”の記憶を脳に上書きされたためにそれが現実に起きたことだと思い込んでいるだけです。



攻殻機動隊』のコミックで、電脳へハッキングを仕掛けられ、いもしない妻の“記憶”を植え付けられて苦しむ独身男の姿が描かれていたことがあります。たしか、男に妻の浮気を疑わせることで、ハッカーが彼を自分の思うように操る話でしたか。結果、男は犯罪の片棒を担がされることになり、真実を知った後も脳内に残り消えることのない現実には存在しない妻への恋心に苦しみ続けるという……。


岡部はこれとまったく同じ状態ですよね。


岡部の方は未来に確実に起きることを話していることは視聴者ならわかるじゃないか


いえいえ。
それならば、未来を変えるために動いている彼が固定した未来を理由に暴行を働いたのはおかしいですよ。



……まあ、うん。いや、わかるんです。わたしも同感なんです。
岡部が冷静でいられない気持ちは視聴者だからこそわかります。でもね、やっぱりすごく不快なんだよねぇ。女の顔を思い切りぶんなぐってるし。この萌郁はまゆりを殺してなんかいないのにね。


そんなわけでちょっといじわる言ってみただけです。はい。



先週・先々週に比べると時間的なムリが少なくてずいぶんとマシだったと思います。
萌郁とラウンダーとの接触が2006年以前に起きていたこと、彼女が16歳の高校生くらいからかな? そんな若い、むしろ幼いときから続いていたことはちょっと驚きでしたね。このへん原作ではっきりとした記述はなかった気がしますし、おもしろいと思いました。


……記述はなかったよね。でも自信ないな。ちょっと細かい部分だしね。まあいいか。


そんなわけで。まあまあ悪くない回だったんじゃないかと。
ちなみに、前回にわたしが言っていた『岡部の自己責任で重犯罪に手を染めろ(超訳)』の助手発言は、原作ゲームでの今回分にあたる場面でのセリフです。


では、また。