歌にドラマにラジオにと、竜宮小町の知名度と人気は急上昇中。メンバーの三人は席暖まるに暇あらずの毎日に、ろくに休みの取れないことへの小さな不満を漏らしながらも、それに比べることもできない大きな充実感に包まれて満ち足りた毎日を送っていた。
そんなある日のこと。伊織が一仕事追えた後の自分へのご褒美にと、事務所の冷蔵庫に保存してあったはずのスイーツが忽然と姿を消した。
すごい。
竜宮小町の出演していたドラマって、とても見る気もしないほどにつまらなそうなドラマだった。
ムダにリアルだなぁ*1。
今回はやけに構図やカメラワークに凝っていたような気がします。決して派手な動きじゃないんだけど印象的なカットがいくつもありました。各キャラの表情の細やかな変化や仕草のこだわりっぷりが微妙にいつもと違うような気が……ああ、全体的に舞台劇を演じているっぽくも見えたかもしれない。なんかそんな気がする。
まあ難しいことはよくわかんないし、いいや。
よくないのは亜美真美だ! ひどい! ひどすぎる!
やよいを完全に欠食児童扱いしてる。それは正解。いや、正解かもしれないけど、貧しいからプリンを盗み食いしたとかあんまりだ! てか、プリンに醤油でウニ味ってホントなんですかね? もったいなくて試せないんですけども。
そんなこんなの亜美真美回なわけですよ。
ひたすら素直にすげーなーって思ったのは、真美の心根のまっすぐさだね
姿形がまったく一緒の上に妹の亜美が、姉を差し置いて今やトップアイドルへの階段に足をかけようとしているんだよ。振り返ってみれば、自分はまだこれと言った仕事の一つもしたことがないんだよ。
そんな、真美が、こともなげに言い放ったこと。
「だから、真美ももっとチョー売れっ子になって、亜美と仕事できるようになるんだ!」
見てよこの笑顔。マジ天使って感じじゃないですか。ねえ。
すっげえと思いました。
妹を応援してるとか、自分はこれでいいとか、そういうんじゃないの。
もう、前向きなの。妹が高いところにいるなら、自分がそこに登っていけばいいだけだって、当たり前のように言うの。
いやぁ……これはふつーに見習いたい気分。
わたしもね、成功した人を見てもさ、ねたんだりしないようにしよう。自分は自分だって、そう考えるようにしようって心がけてはいる。
だけど、そうか。追いついて追い越せばいいのか。その発想はなかったなぁ……うん、こういう発想って、年を経ると共になくなっていくんだと思う。わたし16歳だけどわかる。
なんか、ふつーに感心してしまった今回でした。
そして、いまさらですが、毎度毎度アイドル13人+αのキャラクターをうまく取捨選択して動かしてますよねぇ、このアニメ。いやホントおもしろいや。絵のクオリティも曲や歌も言うまでもなし、実に上々な仕上がりが平均になってて驚きですよ。
……ていうか、あずささん食べ過ぎ。
気持ちはわかるけどね。わたしもおやつはあるとあるだけ食べちゃうんだよ。だから絶対に買い置きはしないことにしてる。ああ、さようならダイエットの日々!
うん、そんなわけで、来週もまた楽しみにしておりますですよ。
では。
*1:狙ったのかは知りませんが