さてさて、『WORKING!!』第二期、その名も『WORKING'!!』の先行放送です。
一期の予想外のヒットに、スタッフさんたちも大びっくりとチョーうれしい状態じゃないかと思うんですけどどうでしょう。だって、第一期って今時SD制作アニメだったそうじゃないですか。当たると思ってたらそんなことしないですよね。詳しくは知らないけど、つまりは低予算アニメだったってことですよね?*1
だけどね、それで腐ったりしなかったのが勝因だと思うんだよ。一期を見た人ならみんな知ってるよね。安定して丁寧だった作画も、一話完結の日常コメディを描きながら最終回へ向かって敷かれた一本の見えないメインストーリーのレールも、わたしの伊波さんの乙女すぎる乙女心も、こんだけやられたら惚れるやろ〜〜、と、みんなすっかりハメられた結果として、二期目を迎えたわけですね。
うん、裏事情とかぜんぜん知らずに思い込みで言ってますからね。違ったらゆるしてね!
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今回は顔見せ回ですね。
きっと視聴者のほとんどは一期からの継続組だろうけれど、新たに入ってくるファン予備軍のためにそこはおろそかに出来るわけもありません。
ある意味『うそ・大げさ・紛らわしい』と言えるほどに各人の個性をばーんと前面に押し出して、誰がどんな性格でどんな立ち位置を得ている誰と仲がいい人なのか、今回の一本でほとんどわかる作りになっています。
小さいものに目が無くすでに重度の変態の域に足を踏み入れている小鳥遊宗太。
そんな小鳥遊や後述する佐藤におもちゃにされ続ける自分の背の低さに強いコンプレックスを抱いているが実は外見のみならず内面まで小さなお子様メンタル少女な種島ぽぷら。
目の前に男性に立たれると反射的にマジ殴りに走ってしまうレベルの男性恐怖症にして胸の薄さに心を痛める美少女中の美少女にして小鳥遊に片思いの本作中乙女代表! 伊波まひる。
クールな外見に騙されていけない! 実は相当におちゃめでぽぷらをいじることにかけては右に出るものがない厨房の主だけど実は大学生バイトの佐藤潤。
店長に心酔していることと常に腰に刀を差していることを除けば実に頼れるお姉さんなフロアのチーフは轟八千代。
彼の張り付いたような笑顔を引きはがすことが出来るのは伊波とのエンカウントだけなのか? その素性のすべては謎の厨房スタッフ相馬博臣。
彼女を評する言葉は一つだけでいい……使えねえ! ワグナリアに住み着く座敷童系残念美少女は山田葵。
あれ? 意外とまとも? 今回はほとんどその本性を見せず一番のトラップキャラかもしれない白藤杏子店長。
こんな変態どもと関わってたまるものか!わたしはどこまでも普通なんだとセリフの一つもなかった松本麻耶。
そんな、ワグナリアスタッフ勢揃い。
どうでもいいですが、店長の名言を一つ。
『ヒマなときは自分が店のためにできることを考えて仕事を作って働け』
なんかこう、適当に時間だけ潰していい加減に仕事をするのが賢い、みたいな風潮が一部にあります。でもそれ違うでしょうと。アルバイトだからとか関係ない。給料が安いとかも関係ない。お金もらって仕事をしているんだから、担当の時間内は全力で働かなきゃ!*2
まあ、店長の場合は言動一致すればいうことないんですけどね!
わたしも学生時代はファミレスバイトしてましたからわかるんですが、お客さんのぜんぜん来ない時間ってたしかにときどきあるんです。そういうときはフロアのメンバーもいろいろ工夫して時間を前倒しで休憩に入ったり、予定外だけど掃除をはじめたりディッシュで食器ふきにまわったりと、様々です。
まあ、えらそうなこと言っておいてなんなんですが、わたしはけっこうこういうのが苦手だったんですよね。さて、何をしようかと思っている間にめぼしい仕事はあらかた取られてしまう。そうしている間に毎度毎度フロアの留守番係のような立ち位置に落ち着いてしまって*3、別にそれはさぼっているわけじゃないんだけど、なんとも落ち着かない気分になることが多かったなあ、などと回顧してみたりするわけですが。
まあ、がんばろう、うん。
死なない程度に一所懸命やろう。
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今回の名場面。
ギャルゲーの立ち絵のようだった伊波さん。
はぁ。癒やされる。
そんなわけで、恐らく秋アニメの本命作の一本になるであろうこの『WORKING'!!』には期待しています。
なんせね、一期のDVDはぜんぶ揃えたくらいお気に入りだしね。
あとからBD-BOXとか出てきてマジギレですけど!!*4
そんなわけで10月からの本放送でまたお会いしましょう。
では。