今日も今日とて続く終わらない逃避行の旅の最中、千房と楓はとある山中で魔乳の草に襲われていた一人の若い男を助ける。男は旅の絵師『板胸佐小路』と名乗り、千房の胸のあまりの美しさに心を奪われたために是非とも絵のモデルになって欲しいと懇願してきた。まんざら悪い気もしない千房は、この要請に……もとい、彼の瞳には楓の姿しか映っていないようだった。




そう、誰あろう、彼こそがいずれ後世に名を残すこととなる(といいな)、貧乳絵師・板胸佐小路であったのだ。


で。

何が起きてんだよこれ。


もしかして規制が強化されたりしてます? いままでも目に余るものは合ったけれど、今回それをも大きく上回る大胆な演出にめまいがしてきそうな程ですよ。うーん、まあ、別に見たいわけじゃ……別の意味でしたがどうなってるのか気にはなるか、うん、まあ、見たいですね。



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さて、本題。
あのですねぇ、貧乳はステータスだとか希少価値だとかアニメに影響されて、本気で貧乳を喜んでる女のがいるとか思い込んでる人、いるでしょ? そんな子いないからね、マジ。



いや全員が巨乳というか爆乳というか魔乳を求めてるって話じゃないですよ。大きな胸にこだわらない子はもちろんいます。でもそれは貧乳でいいとか、貧乳がいいとかとはイコールじゃありません。普通に大きな膨らみは欲しいんです。もとめるサイズは違っても、洗濯板を求める子なんていません!


そんなわけで、小さい胸が美しいとか、そんなん褒め言葉でもなんでもねえです。いやもちろん、カレシとことに及んでそんな『欠点』など気にならないと言ってもらえれば安心するしうれしいでしょうけど、どこまで行っても欠点は欠点。0に限りなく近くまで意識を持っていくことはできても、プラスにはなり得ないのですよ。



そういうわけで、この佐小路ダメ
貧乳を好きだというのならばそれに悩む女の子の気持ちまで受け止められる包容力をつけよ。
貧乳を愛されてもうれしくない。ただの変態だとどん引きするだけなのだ。異常性癖は隠せ! 顔はいいんだから惜しいぞあんた!!


以上、えっと……わたしの中の誰かが勝手にわめきちらしてしまいすみませんでした。


まあ、今週はこんな感じであっさりいきましょうかね。
メインストーリーに動きはなかったしね。



ああでも、楓いいよね。こんな子と旅ができたら、きっとすごくイラッときて……うん、それも否定できないね。でも、それ以上に楽しいものがあると思う。ネコと同じかな。あいつらのいたずらとかガマンのできないわがままとかいっぱいいらいらさせられることがあるけど、それ以上に癒やされる大切な存在、みたいな。


はぁ。楓かわいいよ楓。乳比べかわいいよ、と、そんなことろでまた来週。
偽乳に十両三分も出せるとか、けっこうお金持ってたのね。やりくり上手だわ。