自転車はなぜ転ばないのか。
長らくキャスター角とジャイロ効果によるものだと考えられていたそれは、昨年の春に発表された一本の論文に否定されることになります。


では、新たに判明した真実はなんだったのか。


よくわかりません。


いや、マジで。
なんかいろいろあるみたいだけど、はっきりわかんない。ただ、キャスターやジャイロ効果を無効にした自転車も転ばずに走ることを証明したから、それらは違うよ、って、そんなところ。


まあほら、理屈なんかどうでも使えるんだからいいじゃん。
そんなノリですよね。なんで効くかわかんないけど痛くなくなるんだから麻酔は便利ですよ。
なんで転ばないかわかんなくても走るんだからいいわけですよ。
わたしもうろ覚えだった記事を検索してそのまんま引っ張ってきてるようなもんですから。


便利だな〜って、それだけでよし。



さて、補助輪。
最近、あんまり見なくないですか? ウチの周りは典型的な若い住宅地で小さい子も多いんですけど、思い起こしてみても補助輪を見た記憶が無いな……。多いって言っても一昔前に比べれば激減しているのは事実だろうし、だから遭遇していないだけなのかな。あるいは、たまには目にしていても気にもとめていなかったから記憶に残っていないだけなのかな。


ふむ、どうなんでしょう。
いずれにしても、子供社会的に補助輪が許されるのは幼稚園までだよね〜? という風潮があることは否めないと思います。わたしの周りでもそうでした。女の子でもそうだったわけですから、これがプライドの生き物である男の子にとってはいかばかりの屈辱か。


どんだけ痛い思いをしたって乗れるようになってみせる!
女の子にかわいそうな子を見る目で見られるなんてまっぴらだ!



こういうもんですよね。
女の子にカッコよく見せたい。
男の子にかわいく見せたい。


人類にとって最大のモチベーションたる異性からの視線!


少年はいま、一皮剥けて大人となったのです。
うん、こういう場合は同性の友人のことなんてどうでもよくなっちゃうんですよね。
こんな献身的な友情なのにね。


なむなむ。


では、また。