人間や獣人、そしてエルフたちが穏やかに暮らすウィンダリア島。
その日は、平和な島には似つかわしくない真っ赤な月が夜空を照らしていた。
月の赤い晩には、悪者どもがどこかでよからぬ行いを企てているという。
何事も無ければいいのだが。
村の古老が空を見上げて思っていた頃、いぎたなく寝こける美少年の寝込みを襲う美少女三人!
ああ、そういう話か。わたしはすべてを理解した。
いやまあ、ぜんぜん理解してないわけですけど。
だってさ、思うでしょ。なぜパン屋。
いやいや、パン屋さんが悪いわけじゃないですよもちろん。
ただ、こんな露骨にRPGの主人公パーティっぽい連中が、なんで朝からマジメにパン屋さんをやってるのかと。
もっとやくざな生活が似合うんじゃないかと、そういう違和感というか、なんか、ねえ?
ちょっとびんぐって*1みました。
ああ、原作ゲームは要するにルーンファクトリー型の生活シミュレーションゲームなわけですね。
パーティで美少女を侍らせてうはうは出来るタイプの。あはぁん、なるほど。
……って、エルフ族のラナってシャニティアに出てた子か!!*2
なんとも驚きです。
で、そうですね。なんていうのかな、一言で言えばビミョー。
憤るほどつまんなくない。失禁するほどおもしろくもない。
男の子はカッコいいし、女の子はかわいい子ばかり。パンはおいしそうだし……ていうかこの時間にそんなもん見せるな! 孤独のグルメより直接的にやばい気がする。パンはやばいってマジ。
ああ、で、そうだね、ホントっぽさがない? 三人娘がパン屋に見えない? うーん、なんかそこじゃない気がする。
でも、そこはかとないそらぞらしさ、コレジャナイ感はぬぐえないと思う。それは少なくとも不安の一因になっていると思う。
あとはそう、不自然に短いスカートも気になるし、露骨な淫獣はいたし、そう、記号が揃い過ぎなまでに揃いすぎているのが気に入らないのだろうか。
ま、とりあえず来週も見てみますけどね。ぶつくさ言いながらキライじゃないし。
この不安感はくせになるかもしれないなぁ、とも思う。
では。
あ、EDにはちょっと引いたけどOPは好きです。