東の海の底でなにかが光を発している?
抜け目なくお宝のにおいをかぎつけた猫娘の<シャオメイ>に乗せられて、リックとネリスは財宝の引き上げにつきあわされることになった。


海底に宝。つまり舞台は海。つまり、水着!
ネリスは海底の調査にかこつけて、その豊満な肢体を申し訳程度に覆うのみの大胆な水着を身に纏い、同年代の男の子のリックの前でも何ら恥じらいを見せることなく、むしろ見せつけるように堂々とはち切れんばかりの若さを披露してくれる。


まさかこんなところで水着回とは!


シャイニング・ハーツが、多くの男性視聴者のハートをわしづかみにした瞬間だった。


今回はシャオメイの言葉が耳にこびりついて離れませんでした。


島にやってきてまだ日も浅いんだから、古くさいしきたりに縛られる理由はないよね


どんな理屈だ。
さすがシャニパニャ、飛ばしてくれます。
郷に入っては郷に従う、という習慣がないのはまあよしとして、外の人間だから従わない、内の人間だから従う、ならいいとして。
なにより、やってきて日が浅く『知らずに』しきたりを破ることになったのならわかるとして。


知っているのに』日が浅いからって意味がわからんです。すぐに出て行く予定でもあるなら別だけどさ。





さて。
それはそれとして、見てくださいこの太いロープ。宝を引き上げようとして使ったロープですが、これ一回のみならまだしも数回ちぎれてます。
リックたち3人の人力で引っ張ってちぎれてます。


どんな怪力だよ! あと、滑車とかね、頑丈すぎでしょ。ねえわよ。
そう思ったんです。


ま、ここはいい。ここだけなら見逃そう。
問題は後半、例の変態ドワーフのハンクの発明品、エンジン式牽引機? 正式な名前は知らないですけど、そんなのね。


……なんで今度はロープが切れないんだよ! なんで滑車や船体にダメージがくるんだよ!


おかしい。最初にロープが切れたって事は、問題は引っ張る力じゃなかったってことなんですよ。
まるで梱包用の麻紐にも等しいお粗末な強度しか無いロープがまずかったはずなんですよ。


もう、わけわかんないです。



わけわかんないと言えば、ネリスもすごいですよね。
おぼれかけたってのにすっごい冷静なの。


やばいかも……


こんだけ。


リックも凄いですけどね。潜った女の子がなかなか水面に顔を現さないとなれば、主人公の少年ならずとも焦るもんでしょう?


あがってこないね


こんだけ。


結局、海に飛び込んで助けたのはシャオメイで、リックは脱いでもいない。


だいじょうぶ?


口先だけで心配の言葉を述べるのみ。



どいつもこいつも、みんな好きだなぁ。
なんというか、単体でも、つるんでみても、どこか常に浮いてるんですよね。
そう、ちょうどネトゲ上のキャラのような。“後ろの人”がいるような、そんなおかしなオーラが見える。


そんなこんなで、来週もとっても楽しみです。
今度は何をやってくれるかな−。
まったく読めないんですよね。