えーっと、表題の通り楽天kobo gloを買いました。
何で買ったかと言えば安かったから
加えて、amazonのkindleと違ってzipにまとめた自炊ファイルも手軽に読めるから、です。


なにを隠そうわたしのPCやiPadの中にはマンガを中心とした自炊書籍データが少なくないんです。それというのも、大学にいい断裁機やスキャナがあったから。
もう数年前になるのかな、所属している研究室で、電子書籍化とその運用実験の両方を兼ねてあまり使わなくなった書籍類をだーっと吸い出していた時期があったんです。それも一段落した頃、今後は学部生や院生も自由に使っていいよとなりまして、ならばやってみようじゃないかということで、現状に至るわけです。


最初は手持ちの本を片っ端から吸い出してたんですけどね。ここのところはそれも落ち着いて、最新刊の発売から一年以上はそのままにしておくことにしています。



たとえばこれ。
koboに入っているのが『パーツのぱ』第1巻で、紙のままなのが最新刊の第8巻ですね。


うーん、そうですね、使ってみて思ったことは、とにかく軽い。小さい。想像よりはずっと読みやすい
公式に販売されている電子書籍ならいざしらず、素人が試行錯誤で自炊したデータは拡大や縮小で問題が出るケースが少なくないんです。たとえば文字がつぶれたり縞模様が出たり。特に文字の潰れは致命的ですよね。自分ではうまく変換したつもりでもRetina解像度のiPadでも読みにくいことが決して希ではないから困ったものです。ましてや、解像度も画面サイズも小さいkoboになればもっと顕著になる覚悟をしておかなければな……


……肩すかしでした。なかなかに優秀な縮小をしてくれやがるのですよ。


購入初日にもう保証の効かない状態にしてしまった甲斐もあって*1、5000円もしないおもちゃとしては最高レベルの満足度です。
たしかに、画質、速度、使い勝手と、iPadも使っているユーザから見ればお粗末すぎると感じる点は多いです。
しかし、それを補う魅力として、軽さと、電池の持ち、もう一つこれも外で使うとなれば重要な、使っていても目立たない*2部分は捨てがたいのです。


ホントに、軽くて小さいですよ。
10インチのiPadを寝ながら上を向いて使うのはわたしには不可能ですけれど、koboならば容易です。
あ、寝ながらで思い出した。これはバックライト装備のモデルです、明かりをつけると見やすくてキレイになりますよ~。


ちなみに、10/14まで楽天でkoboの投げ売り割引キャンペーンが開催されています。
本体が通常7980円のところ4980円、ここから10倍ポイントセールが加わって約500円分のポイントがもらえます。他に1000円分のkobo図書クーポンも後日配布されますので、しょっちゅうやってるkoboキャンペーンの中でも割とお得な部類に入るのではないか、と。
わたしもこれで買いましたし。

ただ、これもしかしたら本家koboで発表済みの新型を日本で販売する前の一掃セールかもしれませんので、そのへん覚悟の上でどうぞ。


とりあえず、電車の中での暇つぶし用に、バッグに常に潜ませておく事になりそうな一品ではありました。


あ、そうそう、これこれ。
久しぶりに撮影ブースをセットしようと作業台の上に広げていたら、いつのまにかこじろ様が鎮座ましましてしばらく延期になったときの写真。

*1:内臓の4GBのSDカードを32GBに変更して有志の公開しているカスタムファームウェアを入れました。詳細が気になる方はググってみてください。ちなみに最初からこれ前提の買い物です

*2:iPadやminiに比べれば