えっと、この本がストーリーマンガ仕立ての艦これコミックの先陣を切ったのかな*1。
艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: さいとー栄,田中謙介,C2機関
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/03/22
- メディア: コミック
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- 航空戦艦日向
- 駆逐艦響
- 戦艦金剛
- 空母蒼龍
を、それぞれ主役に据えた四話*2が収録されている短編集です。
お話はシリアス目で、絵も原作ゲームのイメージを大きく逸脱することもなく、手堅くまとまった悪くない一冊だと思います。
ただ、これはわたしの好みの問題に過ぎないのかもしれませんが、各エピソードの最後がちょっと、なんというか、いらなかったんじゃないかと。
たとえばこれは日向編の最後のページなんですよね。
あ、まだ読んでいない人がこれを見ても、お話のネタバレにはなりませんのでご安心を。
この『ひゅうが』と同様に、現在、同じ名前を持ち自衛隊で活躍している護衛艦の紹介が各エピソードの最後にされているわけですけれど、これがなんとも強引さを感じてならないんです。特に『そうりゅう』なんて潜水艦ですよ。そこにつなげるためのオチも若干ムリを感じたり……。
おそらくこれをやりたかったマンガなのかもしれませんし、そこからこれを省けというのはムリなのかもしれませんが、護衛艦の存在に引きずられることなく純粋に艦娘たちのお話を二巻以降は描いてくれるといいんだけどなぁ、なんて、ダメ元で祈ってみたりしましょう。
……そうそう、二巻目以降といえば、これ。
艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 1 収納ボックス付き特装版 「ドック開放」セット (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: さいとー栄,田中謙介,C2機関
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/03/22
- メディア: コミック
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わたしの買ったのは収納ボックス付きの特装版なんですよ。
この箱の裏になんて書いてあったと思います?
いやいやいや。
ふつー、ボックスにちょうど収まるだけの巻数を出すでしょ!
ぜんぜん関係ないマンガを入れておけとかなんですか!!
許しません。5~6冊ちゃんと出してくださいね!
よほどひどくならない限りは、買い続けてあげますから!!
ま、そんな感じですか。