艦隊これくしょんー艦これーコミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 4 (角川コミックス・エース 179-40)
- 作者: 角川ゲームス,コンプティーク編集部
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: コミック
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さて、舞鎮編もついに四冊目です。
そしてこれは、マジで超絶オススメです。
この本を読まずに艦これアンソロを語るなと言いたくなるくらいに!!
掲載されているのはどれもこれもが粒ぞろいの面白いマンガばかりなのですが、その中でも特に気に入ったものをいくつか紹介していきたいと思います。
まるゆ、がんばりま~す(こるり)
こるりさんの作品はやわらかい雰囲気の中に独自のセンスが光るんですよね。
別のアンソロのマンガですけど
「お、おまえは……陽炎型!」
なんてセリフが最高に好きです。
今回はまるゆが鎮守府に着任したときのお話。
先輩の艦娘たちが見守る中、いいとこ見せようと頑張るまるゆですが……。
提督のケッコン前夜(まごころくらげ)
提督の机に並べられたケッコン書類一式を見た雷ちゃん。
ダメ提督製造機の名をほしいままにする彼女の魔の手に、提督は完全に堕ちたのか?
いやいや、世の中そんなに甘くは……甘いかも?
「大丈夫。私がいるじゃない!」
ウルトラマリンブルー(みゃま)
一航戦ペアと五航戦ペアのお話はいろんな人がいろんな視点でいろんな解釈のマンガを描いてますよね。わたしのイメージぴったりの関係を描いてくれる人もいれば、そういう見方もあるのかとびっくりするほど違った印象の彼女らを作り出す人もいるし、大好きな題材の一つです。
今回のこの作品は、素直になれない『一航戦の無愛想な方』と『五航戦の姦しい方』を生暖かい目で見つめる天真爛漫な舞風ちゃんのお話ですね。ああ、いいねぇ、みんな生き生きしてる。
バディ・システム(門司雪)
スキューバダイビングで有名な用語ですよね、バディシステム。
必ず二人一組で行動しなければいけませんてやつですね
この門司雪さんは密かに艦これアンソロ作家さんのなかで一番好きな方なんですけども、期待に違わず今回もまたステキなお話です。厳しさと優しさの混在した世界観の中で精一杯に生きる艦娘たちの姿が好きです。
この作品は千歳と白雪が主役ですね。
本日も通常運航。(宇崎)
ウサギ提督のギャグマンがですね
なんだろうこれ。ウサギがしゃべってるんですけど妙にシリアスムードなんですよね。そこにガチのギャグがはまってるんですよ。かなり大笑いしました。6Pの短編でどれだけ笑ったかなぁ
かなり良い仕上がりを目指して(望生ゆう)
僚艦が増えすぎて出番が少なくなった艦娘たちの女の子なお話。
時雨に料理を習う小さな朝潮がとっても愛らしいです。大好きな提督のためにがんばって練習しよう、みたいなお話ですね
ちなみに作るのは肉じゃが。それも水を使わない海軍風なのです。
肉じゃがといえば、海軍のアドミラル・トーゴーが発祥という説もありますね。まさに海軍の提督に振る舞うにふさわしいメニューかもしれません。
メロンちゃんといつかの話(コミズミコ)
恋する女の子はこちらにもいます。
メロンちゃんこと夕張が本作のヒロインです。
彼女が作ろうとするのは、料理じゃなくて兵装です。いずれ、そうしたいなってお話なのですけれど。
みんなのために、そして提督のために、新しい兵装を開発して役に立ちたい。そしていつまでもいっしょにいたい。
そんなかわいい乙女心がたまらない一本。
盲目の剣(ともつか治臣)
そして。
あれですよあれ。
わたしの大好きな超巨大ロボ型艦娘マンガ。
あれの続編よ!!
今回の主役は木曾ですよ。
しかもアニメや特撮後期っぽいの!(謎)
ほら、途中でメカの新しいの出るじゃない。おもちゃのてこ入れとか、そういうのかもしれないけど、いずれにしても大改造なり新型の開発なりするじゃない!
いやぁ、かっこいい!
これステキ!
これホント読もう。みんな。ね!!
まとめ
まとめようがないんですけども、この舞鎮四は絶対に過去のアンソロの中で最高傑作ですよ。
あらためて言います。
この本を読まずに艦これアンソロを語るなかれ!!
アンソロなんてどうせつまんないのばっかりだとか思ってる人。
この一冊はマジでガチでオススメだから。うん。
ふー……満足ぅ。
では、また。