美九の説得に失敗した士道は、狂三と二人で十香の囚われているDEM社日本支部へと向かっう。だが、そこには彼らの動きを既に察知していたバンダースナッチの大軍が待ち受けていた。
ことのほかに一筋縄ではいかない潜入作戦だったが、真耶と合流し琴里の助力を得て、士道は十香の元へとひた走る。
絶体絶命のピンチの中で、士道は再び十香の大剣〈サンダルフォン〉を召喚するのだった。
「さあ『私たちの』『俺たちの』デートをはじめましょう!」

かわいい!!
はい、今回はこれで終わり。
……というわけにもいかないので、ちょびちょび続けましょう。
や、でもね、ホントにね、いままで出番がなかった鬱憤を晴らすかのように、右を見ても左を見ても上を見ても下を見ても狂三さんですよ。過去を振り返っても未来を仰ぎ見てもいつもニコニコ狂三さんですよ。
これはもう、30分ずっと興奮しっぱなしでしたよ。当然じゃないですか。
△▼△
とにかく、盛り上がってきましたよ。
番組をほとんど私物化している狂三さんに負けてなるものかと、めっきり影の薄くなった美九もことあるごとに注目を自分に戻そうとがんばっていました。
士道を、というより人間のことを全く信用していないらしい美九も、十香を思う彼の気持ちはあるいは真実なのではないかと思い始めたようです。
「士道は十香のみならず自分たちのためだって命をかけてくれる少年だ」
あいまいみートリオに尋ねてもこう答えます
「マジ引くわー! マジ引くわー!*1」
断片的な情報から推察するに、美九は以前にネットを中心とした誹謗中傷に曝された経験が原因で、極度の人間不信に陥っているようです。
士道もきっと自分を騙そうとしている。利用しようとしている。そして、不要になったら簡単に切り捨てるに違いない。
恐らく、そんな不安をぬぐうことができないのでしょう……。
そんな美九の冷え切った心を、果たして士道は暖め溶かすことができるのか。
まあできるのでしょうけれど、どんな熱い展開を見せてくれるか、そこが楽しみですよね。
そんなところで、次回を楽しみに待ちましょう。
……ときに、四糸乃の戦闘力って意外と侮れないっぽいですね。
彼女の放った氷の柱が少なくない数の狂三さんを屠っていたのにはちょっとびっくりです。
*1:他の二人は日本語でちゃんと士道と十香の繋がりの深さを語っていました