先に逝くことが運命付けられている人間の自分が、巴衛と生涯を誓うのは無責任ではないのか。


答えの出せないまま思い悩み、巴衛と距離を取ろうとする菜々生の前に、姫美子が現れる。


そういえば、彼女も男女が逆ではあるが同じ境遇ではないか。
そもそも、姫美子と小太郎の縁を結んだのは自分ではないか。


何も言わなければ何も始まらない。
いまを精一杯生きることなしに未来などない。


菜々生は、思い悩んで立ち止まるのをやめた。
だけど、かんがえることは続ける。


そしていつか。




で。
なんですかこの川越観光大使状態の菜々生は。
どうなんですかね、この露骨な聖地推しは。



アレかな、地元(に近い距離)に住んでいて見覚えのあるような光景が多かったり観光客の遊び方をよく知っているからこそ、なんとなく恥ずかしさを覚えてしまうだけなのでしょうか。

まあ、でしょうね。
そうでない地域の皆さんにとっては、言われなければ現実にある街が描かれていることすらわかるはずがないもの。


ふん。
それを承知の上で、あえて言いますけど……。


やだなあこういうの


ま、なんていいながらも、わたしは川越大好きなんですよ。
小江戸の地域よりもクレアモールと呼ばれる華やかな商店街がオススメです。
↓の真ん中のがそうですね。




若者向けのお店が並び一日中耐えることのない人混みは、その通行量で県内一を誇るそうです。大宮よりも多いんですよ。


都内のようにほっといても人が多いからうじゃうじゃあつまるような立地ではないにかかわらず、この賑わいはものすごいんですよね。*1


△▼△


またまた話が変わって、今度は天狗の一族のお話。

悪羅王に天狗を率いて従うと宣いながら、その実面従腹背の夜鳥。
それに前後して出奔した天狗一族のお坊ちゃまを探しに来た小天狗。

……ああ、そういえば鞍馬って天狗だっけ。


ギターは飾りかよ。



と、そんなこんなで、今日も菜々生ちゃんは大忙しなのでした。

*1:市の人口から見れば川越は35万人の中堅都市にすぎません。このクラスの自治体では駅前商店街のシャッター街化に日本中至る所で苦慮しています。