わりとどうでもいい気がするけれど、検索してもあんまり出てこない話だったので記しておこうかと。
上位カードに切り替えた、とします
ごく一般的な話として、クレジットカードをより上位のカードに変更した場合*1、変更済みの下位にあたるカードは、あまり日を置かずにして使用不能になります。
しかし、三井住友VISAカード*2だけは違います。
切り替え前のカードも有効期限までは新カードと平行して使用できるのです*3。
加えてこれ、支払いが出来るだけにとどまりません。
おトクなキャンペーンへの参加までが旧カードでも可能なために、モノによっては特典の二重取りも可能なんですよね。
三井住友カードはよくiDキャッシュバック500円キャンペーンを実施しています。カードが2枚ということは、500円*2で1000円。
カード1枚を一口としてプレゼントの抽選を行うこともあります。カードが2枚なら当選確率は2倍!
ホントにどえらいカードですよね!!
「俺はそんな貧乏くさいキャンペーンに興味は無いぜ」というあなたにとってもメリットはあります。
月払い料金*4の設定をしているカードであっても、新しいカードが届いてからのんびりと変更ができる!
こういうのね、けっこう面倒なんですよ。
1枚しかカードを持っていない人の場合は言うに及ばず、複数枚所持している人が一時的に他のカードに設定する場合であっても、実際に引き落としされるまでのタイムラグ*5を考えておかなければならないし、書面での変更手続きが必要な相手の場合はなおさら面倒ですよね。
忘れてはいけない注意点
さて、書き連ねてきたように、いいことずくめのように思えるこの併用仕様。実は重要な注意点があります。
ここ。
ここ、重要。
たまたま使えなくなるまでの期間が長いだけのことで、旧カードを使用し続けることを認めているわけではない、と認識しておくべきです。
事実、三井住友カードは、切り替えが完了した後は速やかにカードを切断して破棄することを求めています。
たとえば、旧カードで買い物をした場合には、そのカードが本来持っている保証は一切期待できません。
切断もせずに持ち歩いていたカードを紛失して不正利用された場合には、損害額の補償もされないかもしれません。
あくまでも、月払い料金の変更手続きを簡易化するためだけの制度だと考えておいた方が、いろいろと無難だと思われます。
なんだか、ちゃぶ台をひっくり返してますね……。
切断せずに残しておいたカードをメインカードに戻せるか?
ちなみに、これもダメ。
旧カードは解約済みです。
ノーマル→ゴールド→ノーマル
と、元に戻したい場合は、もう一度ノーマルカードへの切り替え手続きが必要です。
以上、どうでもいいけど検索にはあまり引っかからないお話でした。