きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

銀河鉄道999 40周年記念生ドラマ

f:id:aobanozomi:20180618224209j:plain:w300,right銀河鉄道999の実写ドラマ、しかも
イカレてますよね。

さすがに映画版のように長尺は取れません。
劇場アニメ版をベースとして、アンタレスやエメラルダスとの出会いから、ヘビーメルダーでの機械伯爵との決着までを描いていました。

惑星メーテル、あるいは大アンドロメダ、はたまたプロメシュームのような、終着駅での結末はありません。

わたしね、999は結構好きなんです*1
正確に言えば好きだった、かなぁ。「さよなら~」までは文句なし、そのあとはいろいろちょっと思うところがあって、手放しに褒めたりできない感じなのですが、ま、それは置いておきましょう。

場面は999の車内


f:id:aobanozomi:20180618224210j:plain:w300,left恐らくは土星の衛星・タイタンを過ぎたあとくらいでしょうか。いきなりガラの悪い機械化人2人にかつあげを喰らう鉄郎です。

曰く「惑星が一つ買えるくらいの値段の999のパスを生身の人間が持っているなどナマイキだ」とのこと。

ん?鉄郎って、もともとは母と一緒に働いて999のパスを買おうとしてたんですよね。それを使って機械の体をただでくれる星へ行こうとしてたんですよね。

……パスより機械の体の方がどう考えても安くね

惑星一つより機械の体の方が高いとか考えにくくね?*2

まぁ、松本先生の設定ですから、あまり深くは突っ込まない方がよさそうです。


f:id:aobanozomi:20180618224211j:plain:w300,rightさて、大盗賊アンタレスの登場です。
強い。あっという間に不良機械化人を片付けてしまったと思ったら、超有名シーンのアレもあります。

そう、骨格透視。生放送にしては、うん、なかなか見事に位置が合ってますよね。
そういえば、本作で一番「らしい」風貌だったのがこのアンタレスじゃないですかね。

f:id:aobanozomi:20180618224212j:plain:w300,left続きましては、女海賊エメラルダス。
いやぁ、ヅカだわ。ヅカですね、うん、ヅカだ
演じている凰稀かなめさんは元宝塚のスターですからね、そりゃヅカだ。

さて、ナマイキにも自分を999にまで呼びつけたあげく、にっくき母の仇である機械伯爵の居場所を問うてくる鉄郎に対し、エメラルダスは冷たく厳しくこう言い放ちます。

メーテルに助けられ私に頼り、お前はなにもしていないではないか

お、おう……そりゃまあそうですけど、容赦ないですね。
しょうがないじゃないですか、尺がないんですよ
代わりに弁明してあげたくなるほどいたたまれない空気を感じました。

ヘビーメルダーに到着


f:id:aobanozomi:20180618224213j:plain:w300,rightエメラルダスと言えばトチローです。
宇宙病に体を蝕まれ、惑星ヘビーメルダーで最期の時を迎えようとしていた彼は、戦士の銃の修理と、自分の帽子とマントを与え、鉄郎を機械伯爵のもとへと送り出すのでした。

なんかこう、冴えないおじさん的なトチローになってますよね。元の丸眼鏡ちびキャラからすればイメージと大違いにも思えそうなところ。

でもね、実際に彼がいたとしたら、こんな感じじゃないのかなって。機械オタクですしね*3


さてさて。

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機械城かっけええええええええええ!!!


外観は。


f:id:aobanozomi:20180618224214j:plain:w300,left中と言えばこうなんですけどね。
ま、生ドラマですからね、生。しょうがないか。

はい、クライマックスの戦いです。
城主の機械伯爵はこの城の中では無敵状態です。メーテルと鉄郎がどれだけ撃ってもきりがありません。メーテルの機転で時間城そのものが伯爵の本体だと気づかなければ、おそらく彼らは負けていたでしょう。

事程左様に、この生ドラマの中での鉄郎は、とことん弱くて役立たずです。でもある意味リアルだと思います。原作を読んでいるとわかるんですが、鉄郎ってなんであんなに強くなったのか謎なんですよね。成長らしい成長が描かれていないというか。まあ、行間を読めということなのでしょうが……。

ラストシーンはトチローのマントに入っていたというウォークマン(カセットテープ)を懐かしいと言うメーテルと一緒にゴダイゴの「銀河鉄道999」を聞きながら終わりです。

たしか22世紀だか23世紀だかの話の筈なんですが、カセットテープが懐かしいって何才なんですかねメーテル。

というわけで、ドラマの終了。
反省会と題した座談会兼舞台劇999の宣伝放送に続くのでした。

悪くないかも?


f:id:aobanozomi:20180618224216j:plain:w300,rightいやもうてっきり、箸にも棒にもかからない悲惨で無慈悲なデキになるんだろうなと期待してたんです。でもそうじゃないですね、意外と見れた。

短時間にまとめたためにツッコミどころは満載ですが、役者さんたちはそれぞれ自分の個性を生かしつつも、コミックのキャラクターを違和感なく見事に演じきっていたと感じました。

ビジュアル的にはメーテルに無理がありすぎるのは否定のしようがありませんが*4、そこを大目に見れば悪くないです。芝居自体はそんなに悪くなかったですし。

はい、そんなところです。

*1:原作コミックは当然として、CSやBSで映画はぜんぶ、テレビは50本以上は見たかな。スピンオフのOVAもそれなりに見ているはず

*2:実は昔から999のパスの方が高いよな?とは言われていたらしいんですよね

*3:偏見

*4:ここは日本人じゃ誰がやっても似たようなものなのでしょうね