f:id:aobanozomi:20180713123725j:plain:w300,rightショーターが囚われの2人の救出に駆けつけたその最中、アッシュを身を挺して庇ったスキップは、マービンの凶弾に命を落としてしまう。

直後に到着した警官隊に命を救われたアッシュだったが、スキップの死に激昂するあまり仲間の制止にも耳を貸さず、逃走を図ったマービンを追いかけていく。

f:id:aobanozomi:20180713123726j:plain:w300,left隠れ家に逃げ込んだマービンを追い込んだアッシュ……のはずだったが、そこで目にしたものは、誰かが彼の銃を用いて射殺したマービンの死体だった。

はめられた?」気づく暇もあればこそ、まるで出番を待っていたかのように飛び込んできた警官隊に“殺人の現行犯”で逮捕されてしまうアッシュだった。


うん、2話目も変わらずおもしろいです。原作から時代設定を変更した違和感もありません
最後までこの調子だとイイですね。


しかし、キツいです。

f:id:aobanozomi:20180713123729j:plain:w300,rightあのアッシュ・リンクスにして、幼少時の性的虐待でPTSDに苦しんでいるのです。
ホントにあの殺人課のエヴァンスタイン刑事には腹が立ちますよ、セカンドレイプなんてレベルじゃないですよマジで。

自分がレイプされてる児童ポルノを見せられるとか、考えただけでぞっとします。

まぁね、ゴルツィネの息がかかっている不正警官ですからね、そんな男にモラルを期待するだけバカらしいものなんでしょうが、それにしたって腹が立つ!

事程左様に、この作品(の原作)には、これでもかと言うほどに性的倒錯者が登場します。
今回死んだマービンも黒幕のゴルツィネもそうだし、その他にも過去や現在のアッシュに関わってくる変態野郎どもがてんこ盛りなのです。

けっこうつらいんですよねぇ。

In Another Country


他には、そうだな。

f:id:aobanozomi:20180713123727j:plain:w300,left棒高跳びで行き止まりの高い壁から脱出を試みた英二の姿に、まるでうっとりと見とれているかのようなアッシュの表情が印象的でした。
わかる。キレイなフォームなんですよね。力みのない自然な助走から、突っこみ、ロックバック、伸展してターン。

余談ですが、彼と伊部との出会いは、彼の高校時代の棒高跳びがきっかけだったんですよ。このあたりは原作コミックで番外編として描かれていますので、気になった方はぜひ読んでみてください。

容姿・頭脳・体力など、あらゆる分野でアッシュは英二に勝っています*1
それでも、英二を魅力に感じて、彼を誰よりも大切に思うようになっていくアッシュの出発点の一つが、きっとここ。
ここで、空を舞う美しい英二の姿が目に焼き付いていたからではないか、と思っているんですよね。


f:id:aobanozomi:20180713123728j:plain:w300,rightん。そんな感じ。

さて、アッシュは、ゴルツィネの陰謀から刑務所に収監されることになりました。
アメリカの刑務所って危険らしいですよね。中で殺されちゃったりとか。

さっそく殺し屋を差し向けられてしまったアッシュの無事を祈りながら、来週に期待して正座待ちです。

*1:もちろんさすがに棒高跳びをやれば英二が勝つでしょうが