化粧品のCMの仕事をもらいました
今日は雑誌のグラビア撮影だ。
そう意気込んでスタジオ入りした音楽少女に悲報が届く。なんとダブルブッキングでメイクさんがこれないと言う。プロのメイク無しでグラビア撮影?絶望に打ちひしがれる彼女たちを見て、山田木はなこは考えた。
「グラビアは春のイメージ。春といえば世界がカラフルになる季節。そして衣装は白。ならばみんなが春の色になればいい」
ファンデーションにポイントメイクで春の色を乗せていこう。
沙々芽ちゃんはすみれ色。未来ちゃんは……。
そうやって、一人ずつ、違う春の色を選んでいこう!
はなこのセンスが光ります。
メイクってば自分にできるから他人にもできるものじゃないんですよね。
コスメを乗せる技術は共通であっても、一人一人違う肌の質・状態・色、そしてその人の個性。それらを理論立てて感覚に展開できなければ、ピエロの爆誕となるだけなんです。
母親が出身地の沖縄でメイクの仕事をしているというシュープは、それをよく知る女の子です。だからこそ、はなこにメンバーのメイクを頼まれたときにはじめは固辞しました。そんな彼女を翻意させたのが、楽しそうに友達の肌に色を乗せていくはなこの笑顔です。
チムドンドン。沖縄の方言で「心がドキドキする」の意味です。
メイクってそういうものなんですよね。どんどんかわいく、どんどんキレイに、華やかに色づいていく
シュープちゃんは「はなこちゃんはメイクじゃないメイクさんの仕事をしようとしている」と言いました。
ただ外見を飾ることのみならず、心を落ち着けて楽しい気持ちにさせることもアイドルを作るための大切な役目なんですね。
アイドルで~きたっ!
それはそれとして。
やっぱり音楽少女のキャラ立ちはハンパないですよね。
シュープちゃんもアイドルアニメのヒロインの一人ですよ。それなのに、この化粧前後の別人っぷりはなんだ!
「顔ぜんぜんちがう!」と、はなこが絶叫したシーンは大笑いしましたよ。
言われた本人が「なんくるないさ~」でちっとも気にしていないところも好き。
ホント好き。音楽少女大好き。
あ、アイドル好きSNSでできたはなこの初めての*1友達の正体は羽織ちゃんか。
メンバーの中の誰かだとは思っていたけど、やっぱり一番(表面的に)合わない相手を持ってくるのが定番ではあるものね。
そんなわけで、来週も楽しみです。
*1:唯一の?