f:id:aobanozomi:20181004223936j:plain:w300,rightある日、地球上の海からすべての魚が消えた。
しかし、日本人の食卓に魚を並べることへの執着心は、国の持つ技術力を、余すことなくその対策へと投入する。
結果『宇宙イケス』で魚の養殖を行うことを成功させるのだった。

なぜ地球上から魚が消えたのか。なぜ宇宙では棲息できるのか、そのへんはサッパリわからない。

f:id:aobanozomi:20181004223938j:plain:w300,leftともあれ、男女雇用機会均等法の強化により「宇宙の漁場にも女性を」との機運は高まり、6人の少女達が宇宙漁師候補生として尾道に集められた。
果たして彼女らは、立派な漁師に成長することができるのだろうか。



という、お話なんですけども。

いらんでしょ神アプリとか守護神とか……。
こんなんなければおもしろそうだったのに。


f:id:aobanozomi:20181004223937j:plain:w300,rightOPのロケット発射シーンとか、すっごいカッコいいんですよ。
頻繁に地上と宇宙を行ったり来たりするお話なのに、あえてスペースシャトル型ではなく使い捨てロケットを用いているところがいいですよね。
ロケットガール」のような高揚感さえ覚えたんです。

これは期待できる。そう思ったのに。


f:id:aobanozomi:20181004223935j:plain:w300,leftスマホでゆるキャラっぽいのやら萌えキャラっぽいのやら、ともかく神アプリと呼ばれる、文字通りに神様が宿って超常現象を起こすような謎のアプリで、巨大魚と戦ったりするわけですよ。

いやいやいや、ぜったい普通にSF考証して*1漁業に取り組んだ方がおもしろいでしょ。
宇宙モノにありがちな*2機転と工夫で苦難を乗り越える流れの方が盛り上がるでしょ!
こんなステキな題材がもったいないじゃん!

と、すっきりしない思いを抱きながらずっと見ていたわけですが。


なんでこうなったんだ?と確認してみると、これ、原作がスマホアプリなわけね。


なるほど、そりゃしゃーないわ。


はい。
いや、わたしね、ネタばれが大キライなもので、たいていはタイトルと大まかなあらすじとキャラクターデザインだけ見てから、視聴を決めるんですよね。
そのせいで、ハズレも多く引いてしまうわけですけれど*3


まあ、つまらないものはつまらないで、それを撤回する理由もないし必要性も感じませんからそのままですが、こういう展開になる理由は理解したので、これ以上文句は言いません。

あ、ただ、OP曲・ED曲ともに好き。そこはとっても評価します。


で、これどうしよう。来週は取りあえず見て、それから切るかどうか決めますか、ね。

*1:今の技術の延長上で想像できる未来技術で

*2:アポロ13みたいな

*3:当たったときは新鮮な気持ちで名作に向き合えるわけですけども