きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

色づく世界の明日から 第06回『金色のサカナ』

f:id:aobanozomi:20181110104109j:plain:w300,right今日は魔法写真美術部の撮影会&写生会。場所はグラバー園だ。
幕末から維新へと繋がる激動の時代に生まれ過ごしたことを一片も感じさせないその瀟洒で絢爛なたたずまいは、今も昔も変わることなく、目にした人々の心に潤いと驚きを与え続けてくれている*1


f:id:aobanozomi:20181110104110j:plain:w300,leftそんな色めくムードの中で、男子も女子もコスプレに興じて撮ったり撮られたり。皆が青春を存分に謳歌する一方、瞳美は唯翔の心のなかの地雷を全力で踏み込んでしまうのだが、それもまた青春と言えば青春なのかもしれない。



f:id:aobanozomi:20181110104111j:plain:w300,right唯翔が瞳美にもらった星砂の中に見た金色の魚の正体は、ほかでもない唯翔自身の心の中に昔から住んでいる魚の姿だったようです。
彼が本格的に絵を描き始めることになった原体験とも言える、小学生時代に応募した展覧会で入賞を果たした絵に描かれていたのが、この魚なのでした。


f:id:aobanozomi:20181110104112j:plain:w300,leftこれは星砂が見せてくれた星空の中に唯翔が自ら思い出の魚を泳がせたのか、あるいは、以前に唯翔の絵の中に金色の魚を見いだしていた瞳美の“雑念”が、初めて自作した星砂に混ざり込んだ故のことなのか。恐らくは、後者なのでしょう。
なぜなら、瞳美は強力な魔力を内包しているにもかかわらず、未だにその制御がうまくできないようだから。

感情の起伏で手のひらから生み出す星の光の強さが変わったことがそうだし、魔法が効いていると思い込んだだけで水面を歩けてしまったこともその一つ、そして今回、盛大に唯翔の地雷を踏んでしまうことになったのも、また然り。

無断で自分のの中にずけずけと踏み込んでこられたら、さらにその勝手に読まれた触れたくない部分に「相談に乗るよ」などと言われたら、いかに温厚*2な唯翔でも感情をあらわにしようというものでしょう。


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瞳美が唯翔のの中に入ってしまった。それは一面では正しい表現であり、また別の一面では正しくないのかもしれない。
心が繋がった……繋がっていたからこそ、迷い入り込んだ?

f:id:aobanozomi:20181110104114j:plain:w300,right冷静さを取り戻して自分の心に向き合った唯翔の思いは、そして言葉は、唯翔の心の中の暗闇の部分に捕らわれていた瞳美に、色づいた明るい世界を取り戻します。それはもちろん、唯翔の心の暗闇が、明るく照らされたからなのでしょう。
照らしたのは、己の心の強さと、瞳美の心のあたたたかさ、二つの繋がり、なのかな、と。


唯翔と和解した瞳美が乗る路面電車を、金色の魚が先導していく。
魚が通り過ぎるごとに、路面電車が追って走り抜けるたびに、失われたはずの


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いまはまだ、うれしさより困惑が勝っているような瞳美の姿が、印象的でした。


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f:id:aobanozomi:20181110104115j:plain:w300,left待っているだけじゃダメだって、それじゃほしいものは誰かに奪われてしまうって、自分を変えようとするあさぎがいい。
将に「私はあなたの妹じゃない」と言外に告げることができたのは、まちがいなく大きな第一歩ですよね。

あと、今回とっても気に入ったのが、胡桃の言葉だったんです。

話さなくていいよ、友達でしょ

すっごく好き。
「友達なんだからなんでも話してよ」って、これが間違っているとは思わないし、否定するつもりもない。したくもない。
だけどね、相反しているかもしれないけど「話さなくていい」も、間違いなく友情だと思うんだよ。

それがわかっている胡桃という女の子が、わたしはとっても好きです。


そんな感じで、さてさて、来週はどうなるのでしょうかねぇ。
楽しみです。

*1:まあ、実際のところは当時のままではないのですが

*2:に見える。見せている