エミル・クロニクル・オンライン、通称ECO。
このブログでも何度か記事にしたことがあります。
わたしが、今までの人生で2番目にハマったMMORPGでした*1。プレイ期間では1番だと思います。
一昨年の2017年8月31日に、惜しまれつつサービスを終了した名作です。
かわいいんです。とってもかわいいゲームだったんです。
その、かわいいゲームのコミカライズ*2を担当したのが、このまちカドまぞくの作者の伊東いづもさんでした。
かわいいんです。とってもかわいいマンガだったんです。
オリジナルの主人公をゲーム中のNPCと絡ませてイベントをこなしていく、コミカライズとしてはよくある展開の作品でしたが、絵柄のかわいさだけにとどまらないストーリーのやさしさとおもしろさが光っていました。
出自を思えば当然ながら、残念なことに既に絶版です。あ、でもまだ古本なら買えるな。
エミル・クロニクル・オンライン (アース・スターコミックス)
- 作者: 伊藤いづも,エミル・クロニクル・オンライン,斎藤ゆうすけ
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2015/12/12
- メディア: コミック
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よかったら読んでみてください。
わたしはこれがなければ、おそらくまちカドまぞくに出会うことはなかったでしょう。
△▼△
前置き長いな……閑話休題。
まさに寝耳に水の衝撃の事実。ていうか寝て起きたら角としっぽが生えていた!?
わたしのご先祖様は魔族だった? ふとしたきっかけらから突如、先祖返りを起こしてしまった高校1年生の吉田優子は、全てを知る母に衝撃の事実を伝えられた。曰く「その姿は先祖である闇の始祖の生き写し」
曰く「家族4人で月4万円の貧乏生活を強いられているのは、光の一族の呪い」
曰く「呪いを解くためには光の巫女である魔法少女を倒さねばならない」かくして、優子改め魔族活動名<シャドウミストレス優子>の冒険が始まるのだった。
絵柄のかわいさだけにとどまらないストーリーのやさしさとおもしろさは、この作品も同様です。
ちっちゃくて情けない優子がかわいいんですね、マヌケでおもしろいんですね、友人も妹も、敵であるはずの魔法少女も、みんなみんな優しいんですね。
ときに、角。ツノです。
常々から他の作品での悪魔を見ても感じていたことなのですが、ラムちゃん*3みたいなちっちゃな出っ張りくらいのものは別として、ここまで立派な羊のようなツノともなれば、首がよほどに頑丈じゃないと支えきれないですよね。狭いところを通ったときに引っかかったら、それこそ首がへし折れかねない危険な存在です。
しっぽもそうです。だいたいの悪魔しっぽって、地面に引きずるほど長いじゃないですか。
あれさ、走ってるときにさ、誰かに踏まれたらさ……ひぃぃぃぃぃ!!
ぜったい引っこ抜けるよね。ちぎれるよね。
しっぽって背骨に繋がってるよね。ひぃぃぃぃぃ!!*4 こわいこわい。
あ。かわいいと言えば妹の良子ちゃんを忘れてはいけません。
でもね、この子ね、実は原作1話では登場していないんですよね。こんな風に。
原作とアニメの1話目を比べてみました。
他にもまだまだあります。比較するとおもしろいですよ、原作にいないところに違和感なく紛れ込んでるから。
こんな朝っぱらから小学生が留守にしているとも思えませんし、おそらく連載当初は想定していなかったキャラなのかなって思ってますが。
そんなこんなで、魔法少女を見つけたぞ!やっつけるぞ! えい! えい! えい!
なんかアドバイスを受けちゃってるけど!
才能無し!!
まあ、がんばれ優子!!!
そんな感じで、今期で一番楽しみな作品になる予感。